働きながらだからこそ司法書士試験は合格できる!〜本試験後の過ごし方<4つのポイント>〜
こんにちは。
中村司法書士事務所の上野功二です。
今回も司法書士試験における兼業受験(=働きながら司法書士試験合格を目指すスタイル)の可能性について書いていきたいと思います。
今回のテーマは、「本試験後の過ごし方」です。
本年度の本試験を受験された皆様、本当にお疲れ様でした。
解答速報や基準点予想、予備校講師の一言など、日々一喜一憂しておられるかもしれませんね。
自己採点の結果、実力が発揮出来なかった方もいらっしゃるとは思いますが、
ただ、まずは、この過酷なレースを走り切った自分を褒めてあげてください。
日々の暮らしがある中、きちんと勉強して、午前午後の本試験を受けきる、
それだけで敢闘賞ものなんです、ホントに。
さてさて、本試験が終わり、1か月が経ちますね。
この時期は、次の本試験へ向かうための貴重な準備期間になります。
直前期に匹敵するくらい大切な時期だと言っても過言ではないです。
そこで、本試験後の過ごし方で、私なりに大切だと感じた、
4つのポイントをご案内しようと思います。
<4つのポイント>
1.「志」を再確認しよう!
2.「灯」を絶やすな!
3.「暮」らしを見直そう!
4.「世」と向き合おう!
ではひとつひとつ見ていきましょう。
1.「志」を再確認しよう!
本試験が終わり、すぐに勉強を再開されている方もいらっしゃると思います。偉いです、ホント。
でも、今は自分を振り返ることができる貴重な時期。
「司法書士を、何故目指すのか?」
「司法書士となり、何がしたいのか?」
「司法書士は、己の人生を賭ける価値があるのか?」
など、己の「志」を再認識しましょう。
「志」の認識が甘いと、ふとしたときに「不安の霧」に飲み込まれてしまいます。
「不安の霧」に飲み込まれたとき、足元を照らすのが「志」です。
具体的には、「志」を紙に書いたり、家族・友達に報告するなどして
外部に発信することが重要ですね。
言葉には「言霊」が宿ると言われています。
外部に発信すると、理想も現実化しやすいらしいですよ。(これホント。)
大言壮語でも良いじゃないですか!
恥ずかしがらず、しっかりと「志」を掲げましょう!
2.「灯」を絶やすな!
司法書士試験に対して真剣であればあるほど、本試験後は「燃え尽き症候群」
になりやすいのかなと思います。
「こんなに頑張ったのにダメなのか、、」
「自分はやり切った、これでダメなら諦めよう、、」
「これ以上の頑張りはきっとできない、、」
「なんだかやる気がでない、、」
など、真面目であるが故に、心の「灯」が消えそうになることがあります。
その気持ち、凄く凄くすごーく、分かります。
ただ、この試験は「運」「タイミング」「コンディション」などの不確定要素が大きいのです。
「二度受かる人はいない」とさえ言われています。
自分の番が巡ってくるのを虎視眈々と待つ、そんな「我慢大会」のような側面があるのです。
そこで大切なのは、小さくなった心の「灯」を絶やさないこと。
ゆっくりゆっくりで良いので、小さくなった「灯」を大きくしていきましょう。
「灯」さえ消えなければまた歩き出せます。
歩き出せれば「灯」は自然と燃え上がります。
具体的には、自己啓発本や偉人等の史伝、合格体験記などを読むなどして、
「灯」を絶やさぬように努めることが重要です。
いかがでしたでしょうか?
4つのポイントのうち、「志」「灯」についてご案内させていただきました。
残りの2つ「暮」「世」と、働きながら合格を目指すことがいかに関連する
のか、についてはまた次回とさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。