終活〜遺言書を作成するための手順

2018.03.19 Monday 10:00
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    こんにちは。

    中村司法書士事務所の角田です。

     

     

    今回は当事務所で遺言書作成の依頼を受けた時の作成までの流れの説明です。

     

     

    終活に興味をお持ちになったり、ご家族の相続手続きで苦労したりされると、

    自分にもしもの時があった時に、ご家族にご負担をかけたくないと思われる方から

    どうしたら良いのか?と聞かれる事が多くあります。

     

     

    もちろん相談者の方の家族環境や、財産の額、ご年齢などにより、正解は一つだけではありません。

    ただ最低限共通してお勧めしているのが、遺言書を作成する事です。

     

     

    法的に遺言書を作成する事で、相続人全員の押印と印鑑証明書が必要な遺産分割協議書の作成の

    手間が省けます。

     

     

    またご自身の意思を遺言書にしっかり記載する事で、

    相続人間でのトラブル防止にもとても有効です。

     

     

    では実際にご依頼頂いた時の手順などを簡単に説明したいと思います。

     

    【遺言書作成依頼を受けた時の手順】

     

     

    お客様から遺言書作成依頼を受けた時は、こんな感じで作業を進めています。

     

     

     

    1、お客様から遺言書の内容を大枠を聴き取り

    2、推定相続人の調査

    3、財産調査

    4、調査をもとに遺言書の内容をお客様から再度聴き取り

    5、文面が法的に有効か?、実行できる内容か?をチェック

    6、相談者様から大切な人達へのメッセージを聴き取り

    7、公証役場と打ち合わせ

    8、公証役場での作成当日

     

     

     

    簡単に書きましたが、だいたい上記の様な流れで作成する事になります。

     

     

    【遺言書作成する上で注意の注意点】

     

     

    専門家の中にも『本人の意向を聞いて、そのまま書面に起こすだけでしょ!』なんて人もいます。

    でも私は少し違う考えを持っています。

     

    くら本人の希望通りのものを作っても、

    『絶対にに実現できない内容、トラブルになる可能性が不可避な内容』では、

    作成する意味がありません。

     

     

    相談者様の自己満足になってしまいます。

    周りの家族にもかえって大変な思いをさせてしまう可能性もあります。

     

     

     

    遺言書は遺言者の自由に作っていいものです。

    どんな内容で作成しても問題はありません。

     

     

    ただ当事務所でご依頼を受けた時は、

    お客様のお気持ちをお聞きした上で、

    『確実に実行できる内容、トラブルの可能性を出来る限り排除した内容』を提案させてもらいます。

     

     

    そうでないと私たち専門家がいる意味がなくなってしまいます。

    遺言書の内容通りに実行すれば、

     

     

    『遺言者の気持ちが伝わる、スムーズに執行できる、トラブルがない』

     

     

    この様な遺言書作成を心がけています。

     

     

    【大切な人達へのメッセージが大切】

     

    法的に有効な文面は、公証役場に行っても教えてくれます。

    法的に有効な文面にするのは当たり前ですが、

    それだけではなく残された家族へのメッセージを遺言書には書いて欲しいと思います。

     

     

     

    この考えには反対の人もいると思います。

    遺言書には財産関係の指示だけで問題ない。

    メッセージは別で残せばよい。

    確かにそうかもしれません。

     

     

    でも財産(お金)の部分にプラスして、感情の部分も一緒に書いた方が私は良いと思っています。

     

     

    仮に実際の相続分より少なくしかもらえない相続人は、その遺言書を見た時はショックを受けると思います。

    でも遺言書の最後に「なぜこの様に分けたのか?」

    遺言者様の気持ちが書いてあれば相続人も納得しやすくなります。

    そして財産とは関係ないご家族への感謝の気持ちを遺言書に書き残す。

     

     

     

    あなたも家族や親しい人が亡くなられた経験があると思います。

     

    亡くなってしまった大切な家族からのメッセージが残っていたらどんな気持ちになると思いますか?

     

    嬉しいと言う感情は違うかもしれませんが、私であればとても心が温まると思います。

     

     

     

    「お父さんはこんな風に家族の事を大切にしてくれてたんだ・・。」

    「お父さんの最後の気持ちだから、しっかりと受け止めて頑張って生きて行こう!」

     

     

    そんな遺言書を一人でも多くの人が書いてほしいと思っています。

     

     

    家族や自分にもしもの時が来た時の事で、

    不安や悩みを抱えている方はお気軽にお問合せ下さい。

     

    最後までお読み頂きありがとうございました。

     

     

     

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