司法書士試験対策〜模試の活用方法 その2〜

2019.04.08 Monday 10:00
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    こんにちは。

    中村司法書士事務所の上野です。

     

     

    早いもので、もう4月ですね。

    新元号も発表され、新しい時代の幕開け、というムードですね。

     

     

    是非このムードに乗っかり、心機一転で直前期のスタートを切りましょう!

    前回に引き続き、模試の活用方法について、私自身の経験から

    お伝えしようと思います。

     

     

    今回は、模試の復習についてです。

     

     

    模試の復習について

     

     

    模試を受講された方であれば、一度は必ずぶち当たる壁だと思います。

    そもそもなぜ悩ましいのか?

     

     

    理由その1)復習に膨大な時間を要するため

     

     

    模擬試験ですので、分量は本試験と同じです。

    午前35問・午後35問・書式2題ですね。

     

     

    例えば、【間違えた問題だけ】復習するとなるとどれくらいの時間がかかるのか?

    ※参考までに、私自身の基準でご説明いたします。

     

     

    まず、解説講義を【2時間〜3時間】受講します。

    模試の解説講義は、直前期での重要な情報(例えば出題予想など)を得られる

    ので、必ず受講してくださいね。

     

     

    そして仮に、正答数が、午前25問・午後25問だとします。

    1問の復習に要する時間が15分〜30分とします。

    すると、、

     

     

    午前10問の復習に、【150分〜300分(=2.5時間〜5時間)】

    午後10問の復習も同様に、【2.5時間〜5時間】かかりますね。

     

     

    そして書式2題の復習ですが、

    私の場合、1題の復習が概ね1時間〜2時間ほどかかっていました。

    2題分ですので、【2時間〜4時間】ですね。

    ※論点を整理したり、テキストに戻ったり、書き込んだりすると意外と時間

    がかかりましたね、、、

     

     

    以上から、模試の復習(※間違えた問題だけ)に要する時間は、

    なんと、【最短で9時間、最長で17時間】かかる計算になります。

     

     

    仕事をしていて、勉強にあてられる時間が一日最大3時間の場合、

    【3日〜6日】ほど要する計算になる訳です。

     

     

    これは間違えた問題だけ復習する場合です。

    悩ましい問題や再確認したい論点など含めると、平気で1週間以上復習に

    要することになります。

     

     

    理由その2)直前期であるため

     

     

    模試が始まる4月以降から本試験までは、直前期です。

    いかに全範囲を周回できるか、そして出題予想論点を潰せるか、が重要になります。

    ※直前期の学習計画はまたご紹介させていただきます。

     

     

    直前期でなければ、しっかりと復習するに越したことはないのですが、

    この直前期に、復習だけのために1週間以上を費やすことはなかなか

    難しいわけですね。

     

     

    理由その3)翌月にはすぐに次の模試が始まるため

     

     

    模試の復習に1週間〜2週間ほどかけていると、

    すぐに次の模試が始まってしまいます。

     

     

    下手をすると、模試の受講とその復習だけで直前期をすべて費やして

    しまうことになりかねません。

     

     

    学習が順調で、あとは模試の復習だけだという方は少ないと思います。

     

     

    以上から、模試の復習に真っ正面からぶつかっていくと、

    学習計画に支障をきたしてしまうおそれがある、ということです。

     

     

    つまり、模試の復習には工夫が必要、ということですね。

     

     

    ではどのように工夫したら良いのでしょうか?

    それは次回のブログでご紹介させていただきます。

     

     

    最後までお読みいただきありがとうございました。

     

     

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