司法書士試験対策〜アウトプットの手法 そのァ

2019.11.11 Monday 10:00
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    こんにちは。

    中村司法書士事務所の上野です。

     

     

    11月中旬となり、もうすっかり秋ですね。

    インフルエンザも流行り始めていますし、体調管理には十分気を付けて、

    年末に向けて頑張っていきましょう!

     

     

    前回まで、アウトプット型学習の種類とその手法についてご紹介させていただきました。

    さて今回は、まとめとして、アウトプット型学習の意義を総括して見ていきたいと思います。

     

     

    アウトプット型学習とは、、

     

     

    結論から申し上げますと、

    本試験自体が、アウトプット型学習の集大成の場である、ということだと思います。

     

     

    具体的に言えば、司法書士試験に限らず試験勉強全般として、

     

     

    仝造蕕譴浸間の中で、

    ⊆身が収集した、混沌としたままの情報や経験を(=インプット型学習

    整理整頓して、本試験の場で要求されている形で抽出し、(=アウトプット型学習

    ね弋瓩気譴討い覺霆爐肪することができるか

     

     

    という”情報処理能力”が問われているのだろうな、と私は考えます。

     

     

    ことさら、上記の「本試験の場で要求されている形で抽出」する訓練(=アウトプット型学習)が特に重要になってくると思います。

     

     

    司法書士試験の場合、択一式・書式、組み合わせ問題・個数問題、条文・学説、登記記録の読み込み問題、、など同じテーマの論点でも、様々な角度から問われてきますね。

     

     

    正解の知識を持っていたとしても、要求されている形で解答できなければ、準備としては不十分です。

     

     

    「知ってたんだけどな〜」

    「分かってたけど、ニアミスしたな〜」

    「なんか勘違いしちゃったな〜」

     

     

    などというのは、上記△燃惱が止まっていて、アウトプットの訓練不足以外の何ものでもない訳です。

     

     

    また、アウトプットすることで得た知識や経験を、再度次のアウトプットへ繋げていくことで、情報処理能力の精度が飛躍的に上がっていきます。

     

     

    つまり、上記△半綉は”サイクル化”することが重要で、

    インプット型学習も、アウトプット型学習も、やりっぱなしでは効果が薄れてしまう訳です。

     

     

    基礎講座の受講や基本書の読み込み(上記◆砲覆匹蓮∪採賄に取り組まれていると思いますので、そこで得た知識を、過去問・一問一答・答練・模試などを活用して積極的に外部へ出力(上記)し、ご自身の知識の精度をあげていきましょう!

     

     

    当たり前のようで難しい、”学び”とは奥が深いですね、、

     

     

    最後までお読みいただきありがとうございました。

     

     

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    司法書士事務所における実務が受験勉強に与える影響(その3)

    2019.11.04 Monday 10:00
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      こんにちは。

      中村司法書士事務所の高見です。

       

       

      引き続き実務が受験勉強に与える影響をテーマに書かせていただきます。

       

       

      前回は「相続人の判定」について書かせていただきました。

       

      今回は『相続人の判定結果によってどのように登記申請が変わるか』について書かせていただきます。

       

       

      事例

       

      下記のようにご依頼者様(50代)の御家族が亡くなられたとご相談があり、『お父様所有の不動産の相続登記の御依頼』を受けたとします。

       

       

      父(◆法∧譟吻)、長男( 配偶者・御子息なし)、二男(ぁ配偶者・御子息なし)、三男(ご依頼者) 

      ※ 銑い糧峭罎呂亡くなりになった順番です。

       

       

      戸籍を読み込んだ結果、お父様と前妻との間にお子様(A様)がいらっしゃることが判明しました。

       

       


       

       

      このように、父に他にお子様(養子含む)がいらっしゃった場合(代襲相続人を含む)は、A様と三男様との遺産分割協議に基づく相続登記になります。

       

       

      例えば、遺産分割協議の結果、三男様が対象不動産を全て取得することに決まった場合は、1件の登記で所有権を移転することができます。

       

       

       1/1 所有権移転 父→三男

       

       

      また、下記のように、依頼者様の祖母がご存命であることが判明し、認知症のため祖母と三男様との遺産分割協議ができないというような場合は、後見人制度の利用や法定相続による登記等、別途検討が必要になりますので注意を要します。

       

       


       

       

      今回は以上となります。

       

       

      次回も引き続き相続登記について書かせていただきます。

       

       

      最後までお読みいただきありがとうございました。

       

       

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      無効にならない自筆証書遺言の書き方

      2019.10.28 Monday 10:00
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        おはようございます。

        中村司法書士事務所の南です。

         

         

        遺言作成のご相談や遺言での相続お手続きのご依頼をいただくことが多くございます。

         

         

        遺言は、自分の死後に、誰に財産を相続させるかを明確に記すことで、相続争いを避けることができたり、法定相続人ではない人に遺産を相続させることができます。

         

         

        遺言書には、自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言の3種類があり、弊所では、確実に遺言を執行できることを重視し、「公正証書遺言」で作成することをお勧めしています。

         

         

        しかし、金銭的なことや公証役場へ行っている時間が無いなどの理由で、まずは自分で遺言書を書いて作成したい!と思われる方も少なくないと思います。

         

         

        そこで、今回は、無効にならない「自筆証書遺言」の書き方について!

         

         

        実際、お客様からお預かりする自筆証書遺言で、日付が書かれていなかったり、印鑑が押されていなかったり、内容に不備があったりで、無効になってしまう遺言書をお見受けすることがございます。

         

         

        せっかく想いを込めて書いた遺言書が無効になってしまわないためにも、ここだけは押さえて置きたいポイント!に気をつけて書くようにしましょう。

         

         

         

        ❶ 本文は手書き

         (音声やビデオの映像での遺言は無効です)

         

         

        ❷ 日付を書く

         

         

        ❸ 署名・押印する

         

         

         

        上記、すべての要件を満たす必要があり、1つでも欠くと無効になってしまいます。

         

         

         

        ❶の本文は、パソコンやワープロを使って作成してはいけませんが、民法が改正され、2019年1月13日から、別紙で財産目録をつけるときは、その財産目録はパソコンなどで作成ができるようになりました。

         

        また銀行の通帳のコピーや不動産の登記簿謄本なども目録として認められるようになったため、手書きする負担が軽減されます。

         

        ただし偽造防止のため、財産目録や銀行の通帳のコピーや不動産の登記簿謄本などにも、署名と押印が必要です!

         

        (※2019年1月13日よりも前に、上記で作成された遺言は無効となります)

         

         

         

         

        ❷の日付は、「令和◯年◯月◯日」と書きましょう。

         

        「令和◯年◯月吉日」は無効です。

         

         

         

         

        ❸は、名前を手書きし、押印する印鑑は必ずしも実印である必要はありませんので、認印でも可能ですが、紛争防止のため実印で押すことをお勧めします。

         

         

         

        ❶〜❸の要件を満たしていても、記入漏れがあった場合、遺言書だけでは足りず、遺産分割協議書を作成しなければならなくなることもありますので、記入に漏れがないようお気をつけください!

         

         

         

         

        遺言時に意志能力がない場合も無効となってしまうため、認知症になってからでは手遅れとなってしまいますので、遺言を作成しようと思ったときは、なるべく早くご準備されることをお勧めします。

         

         

         

         

         

        2020年7月10日からは、法務局が「自筆証書遺言」を保管する制度が始まります。

         

         

        保管の申請は、遺言書を書いた人の住所地または本籍地または所有している不動産所在地を管轄する法務局で行います。

         

         

        尚、自筆証書遺言は家庭裁判所で検認手続きを行う必要がありますが、法務局で保管した自筆証書遺言は検認手続きが不要となります。

         

         

        詳細については、来年の制度が始まる頃にブログにてお伝えします。

         

         

         

         

         

        遺言の内容には、法的効力を持つ「法定遺言事項」と、法的効力はないけれど書いておくと良い「付言事項」の2つがあります。

         

         

        次回のブログでは、遺言の「付言事項」について書きたいと思います。

         

         

         

        遺言作成のご相談などございましたら、お気軽に弊所までお問い合わせください。

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        司法書士試験対策〜アウトプットの手法 そのぁ

        2019.10.21 Monday 10:00
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          こんにちは。

          中村司法書士事務所の上野です。

           

           

          10月も下旬となり、とたんに寒くなりましたね、、

          気温差も激しいので、皆様、風邪などひかれぬよう、お気をつけて日々をお過ごしくださいね。

           

           

          今回も前回に引き続き、アウトプット型学習の種類とその手法について見ていきましょう。

           

           

          7)過去問集

          過去問を攻略せずしてこの試験の合格はない、と言っても過言ではないくらい重要ですね。

           

           

          学習のコツとしては、組み合わせで解答せず、一問一答として全肢を検討する、ということです。

           

           

          組み合わせで解答すると、検討しない肢が生じてしまい、過去問を解く意義が薄れてしまいます。

           

           

          何事もできる限り、「一問一答」に落とし込むことで、アウトプットをしながら知識の不足や精度を確認できるようになると、私は考えます。

           

           

          過去に問われているものは可能な限り当たり、そして分析をして次に活かす、この姿勢がポイントになってきますね。

           

           

          8)答案練習会(以下、「答練」とします。)

          答練は使い方がかなり難しいと、受験生当時感じておりました。

           

           

          答練を受講する最大のメリットは、制限時間内に、本試験に類似した状況で、アウトプットの訓練ができるということだと考えます。

           

           

          答練は各予備校が本試験に倣って作成するオリジナル問題です。全範囲・全論点が検討されており、その網羅性はとても凄いと思います。

           

           

          しかし、その反面、難易度はかなり高めですし、量も膨大です。

          また、本試験の出題傾向とは必ずしも一致していないような気がします。

           

           

          答練を活用しようとするあまり、時間を投入したはいいものの、本試験の傾向から逸れてしまうおそれがある、ここが難しいところだと感じております。

           

           

          ポイントとしては、出題予想などから復習すべき問題を取捨選択していく、これが一番効率が良いのではないかと思います。

           

           

          なお、答練を検討される場合は、「会場受験」とすることをオススメします。

          自宅とでは、臨場感や緊張感が全く違いますからね。

           

           

          9)条文の素読

          実はこれも立派なアウトプット型学習だと感じております。

           

           

          基本テキストを読み込み終わり、制度や論点の理解が進んだら、該当箇所の条文を読み込みましょう。すると、基本テキストの説明を頭で再現しながら、条文にあたっていることに気がつくはずです。

           

           

          つまり、条文は全てを掲載している訳ではないので、読み進めていく中で、制度趣旨や論点、判例などをイメージしていく必要があるわけで、ここがアウトプットの訓練に繋がるわけですね。

           

           

          法律的センスを養うには条文の素読が一番だと思います。

          ただし、相当時間を使う(とくに会社法は、、笑)ため、ご自身の可処分時間とご相談ください。

           

           

          いかがでしたでしょうか?

          私自身の経験を踏まえますと、どのアウトプット型学習でも、一問一答形式に落とし込むこと、そして反復継続できるようにする工夫、この2点が重要だと考えております。

           

           

          ご自身に合った方法でアウトプットの訓練をなさってください。

          最後までお読みいただきありがとうございました。

           

           

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          司法書士事務所における実務が受験勉強に与える影響(その2)

          2019.10.14 Monday 10:00
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            こんにちは。

            中村司法書士事務所の高見です。

             

             

            引き続き実務が受験勉強に与える影響をテーマに書かせていただきます。

             

             

            前回は、実務を経験することにより『情報を正確に読み解く力・物事を能動的に考える力が身に付く』ということを書かせていただきました。

             

             

            今回からは具体的な事例を基に書かせていただきます。

            (なお、事例は個人情報保護等の観点から、実際のものとは同一ではありませんのでご了承ください。)

             

             

            例1)相続人の判定(相続登記)

            相続に関する登記は実務においてとても多く、一回のブログでは書ききれないほどたくさんの論点があります。

             

             

            今回は亡くなられた方の相続人判定に関して取り上げたいと思います。

             

             

            記述式試験において、相続人が誰かという判断ミスをするといわゆる枠ズレが生じたり、登記の申請内容が変わってきたりするため合格が危うくなります。

            また、当然実務においても、誰が相続人になるかという実体の判断は絶対に間違えられません。

             

             

            例えば、下記のようにご依頼者様(50代)の御家族が亡くなられたとご相談があり、お父様所有の不動産の相続登記の御依頼を受けたとします。

             

             

            ()内の番号はお亡くなりになった順番です。

             

             

            父(◆法∧譟吻)、長男( 配偶者・御子息なし)、二男(ぁ配偶者・御子息なし)、三男(ご依頼者)

             

             

             

             

             

            前回の繰り返しになりますが、試験においては、解答に必要な情報は全て与えられ、かつ正確であることが前提です。すなわち設問文や聴取内容、事実関係に関する補足、別紙などに解答に必要な情報は全て書かれているはずです。

             

             

            しかし、実務においては実体判断、手続判断に必要な情報を能動的にピックアップする必要があり、しかも聴取した内容が必ずしも正しいとは限らないため、しっかりエビデンスを収集することが大切です。

             

             

            今回の事例ですと、被相続人の出生から死亡までの戸籍の調査を終えるまでは相続人を確定させることはできません。

             

             

            また、見落としがちですが、兄弟姉妹の相続に関しては、二男にお子様(養子含む)がいらっしゃらない場合は、父母の父母(つまりご依頼者から見て祖父母)が存命か否かの確認が必要です。

             

             

            もし存命だった場合はその祖父母様が相続人となるからです。

            (人生100年時代と言われる現代では、100歳を超えてもご存命の方が珍しくなくなってきましたので注意が必要です。)

             

             

            これらの戸籍を注意深く読み込んで、相続人となるべき方を特定し、さらにそれらの方の現在戸籍で生存を確認してようやく相続人確定となります。

             

             

            上記戸籍は相続登記申請の添付書類となっており、実務を経験することで、自信を持って誰の戸籍を何のために添付するのか答えられるようになります。

             

             

            また、“祖父母様がご存命かもしれない”という仮説を自ら立てて検討しなければならないので、能動的に考える力が身につきます。

             

             

            受け身で業務に当たると漏れが生じてしまいますので引き続き能動的に取り組んで参ります。

             

             

            今回は以上となります。

            最後までお読みいただきありがとうございました。

             

             

            当事務所では司法書士資格者及び受験生の方を募集しております。

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            相続財産の遺留分請求できる人、請求できる割合

            2019.10.07 Monday 10:00
            0

              おはようございます。

              中村司法書士事務所の南です。

               

               

              今回は、前回のブログの続きで「遺留分」についてです。

               

               

              相続で遺言や贈与があるとき、相続人であっても遺産を受け取れなくなることがあります。

               

               

              例えば、父親、母、子ども2人の家族で、父親が亡くなったとき、父親には愛人がおり、遺言で愛人に全部の遺産を遺贈してしまったら・・・

              妻と子どもであっても、遺産をもらえなくなってしまいます。

               

               

              このようなときに、妻と子どもが主張できるのが「遺留分」

               

               

              遺留分は、一定の範囲の法定相続人に認められる、最低限の遺産取得分です。

               

               

              では、どのような人に遺留分が認められるのでしょうか。

               

               

               

               

               

               

              ******* 遺留分請求できる人 *******

               

               

              基本的には、配偶者子どもです。

               

              代襲相続人にも遺留分が認められますので、例えば子どもが被相続人より先に亡くなっていたら、孫が代襲相続します。

               

              このとき、孫にも子どもと同じ割合の遺留分が認められていて、代襲相続人は、被代襲相続人の地位をそのまま引き継ぎます。

               

               

               

               

               

              ******* 遺留分請求できない人 *******

               

               

              兄弟姉妹

               

              相続放棄した人

               

              相続欠格者

               

               ・ 相続人が被相続人や同順位以上の相続人を殺害して有罪となった

               ・ 相続人が、被相続人の殺害を知っても刑事告訴しなかった

               ・ 相続人が被相続人に無理矢理遺言を書かせた、または訂正させた

               ・ 相続人が遺言を隠した、または処分した

               

              相続人として廃除された人

               

                相続人が被相続人に暴力を振るったり侮辱したりした場合、相続人が重大な犯罪を犯して刑罰を受けた場合、相続人が浪費や度重なる借金などによって被相続人に多大な迷惑や負担をかけ続けてきた場合などには、相続廃除が認められる可能性がありますが、廃除するためには家庭裁判所への申立が必要となります。

               

               

               

               

               

                  遺留分の割合    

               

               

              配偶者や子どもは、2分の1

               

              直系尊属にあたる親は、3分の1

               

               

               

               

              <ケースごとの遺留分割合例>

               

               

              ❶ 配偶者のみ

                

                遺産全体の2分の1

               

               

               

              ❷ 配偶者と子ども1人

               

                遺産全体の4分の1ずつ

               

               

               

              ❸ 配偶者と子ども2人

               

                配偶者 → 遺産全体の4分の1

               

                子ども → 遺産全体の8分の1ずつ

               

               

               

              ❹ 子どものみ

                

                1人 → 遺産全体の2分の1

               

                2人 → 遺産全体の4分の1ずつ

               

                3人 → 遺産全体の6分の1ずつ

               

                (*以下、子どもの数で頭割り計算)

               

               

               

              ❺ 配偶者と親

               

                配偶者 → 遺産全体の3分の1

               

                親1人 → 遺産全体の6分の1

               

                親2人 → 遺産全体の12分の1ずつ

               

               

                

              ❻ 親のみ

                

                親1人 → 遺産全体の3分の1

               

                親2人 → 遺産全体の6分の1ずつ

               

               

               

              相続人同士や受遺者の間で遺留分問題が発生すると、相続はトラブルになりやすいので、生前にしっかり話し合いをしたり対策しておくことが大切ですね。

               

               

              相続対策などのご相談などございましたら、お気軽に弊所までお問い合わせください。

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              司法書士試験対策〜アウトプットの手法 その

              2019.09.30 Monday 10:00
              0

                こんにちは。

                中村司法書士事務所の上野です。

                 

                 

                早いもので、9月も今日でおしまいですね。

                ここから年末に向けては本当にアッという間です。

                 

                 

                気がついたら2020年、、なんてことの無いように気持ちを引き締めて

                いきましょう!(自戒の意も込めて、、笑)

                 

                 

                さて、今回は前回に引き続き、アウトプット型学習の種類とその手法

                について見ていきましょう。

                 

                 

                4)第三者に制度や判例を説明する

                実はこれ、相当難しいです。

                制度や判例の趣旨をきちんと理解し、かつ記憶していなければ聴き手には通じません。

                (特に、聴き手が法律を全く学習したことが無い方だとなおさらです。)

                 

                 

                私自身、受験生時代に、受験仲間とテーマを決めて互いにプレゼンし合うという学習をしたことがあります。

                 

                 

                条文や判例について、覚え方や理解の仕方を共有したり、

                互いの勘違いや論点の欠如を指摘し合ったりと、かなり勉強になりました。

                 

                 

                聴き手や受験仲間が必要なので、いつでもできる手法ではありませんが、

                気分転換にやってみてはいかがでしょうか?

                 

                 

                5)テキストや資料集の【表】を隠して解答する

                テキストに【表】が掲載されていることがありますよね。

                (例えば、「制限行為能力者」や「募集株式の発行の承認機関」など)

                 

                 

                その表をただ眺めて終わりにするのではなく、

                縦軸と横軸がぶつかるセルの全てを、手などで隠して解答するようにします。

                 

                 

                表は見ているだけだと、何となく全て覚えた気になってしまいますが、

                実際に手で隠して解答してみると、なかなか難しいです。

                 

                 

                つまり、単なる表だったのが、全論点をカバーする問題集化するわけですね。

                 

                 

                この手法は、表を入手しないとそもそもできませんので、

                まずは表が多く掲載されているテキストを探してみましょう。

                (最近のテキストは表で綺麗にまとまっていますよね。)

                 

                 

                6)一問一答集

                私自身、択一式の点数を一番上げたのがこの手法でした。

                 

                 

                私のお気に入りだったテキストが、

                基本条文や要点が見開きで表などでまとまっており、

                あとは左ページに問題、右ページに解答解説、となっておりました。

                 

                 

                問題(左)→解答(右)→問題(左)→解答(右)、のように

                とにかくアウトプットとインプットを高速で回すことができるのが魅力的ですね。

                 

                 

                要点のページを読んだだけでは問題が解けない場合は、

                基本理解が欠如しているということなので、条文や基本テキストに戻ります。

                 

                 

                デメリットとしては、

                全ての論点が問題化されている訳ではないので、随時、過去問や基本テキストで論点を補充する必要があるという点ですね。

                 

                 

                ただ、市販の一問一答集を完全にマスターすることで、

                一気に基準点レベルにまで押し上げることができるなと、実感しました。

                 

                 

                細かい論点よりもまず基本知識を反復演習して固めること

                これが基準点突破に繋がるのではないか、と思います。

                 

                 

                いかがでしたでしょうか?

                次回も引き続きアウトプットの手法についてご紹介させていただきます。

                 

                 

                最後までお読みいただきありがとうございました。

                 

                 

                当事務所では司法書士資格者及び受験生の方を募集しております。

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                自筆遺言証書の検認について

                2019.09.23 Monday 10:00
                0

                  おはようございます。

                  中村司法書士事務所の南です。

                   

                   

                  去年5月に不審死をした『紀州のドン・ファン』と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家の方が、「全財産を市へキフする」という自筆証書遺言を残していたことがわかったそうで、裁判所で遺言の検認を終えたようですが、それに対して奥様以外の遺族の方が遺言書の「無効」を求める申立書を裁判所に提出したと、昨日テレビで放送されていました。

                   

                   

                  さて、遺言の検認とは、そもそもどういったことをするのでしょうか。

                   

                   

                  遺言の検認とは、遺言が有効か無効か判断する手続きではなく、相続人に対して、遺言の存在とその内容を知らせるとともに、遺言書の形状、加除訂正の状態、日付、署名など、検認の日現在に置ける遺言書の内容を明確にして、遺言書の偽造・変造を防ぐための証拠保全手続きです。遺言が有効か無効かを判断するものではありません。

                   

                  ちなみに公正証書遺言の場合は検認は不要です。

                   

                   

                   

                  検認は、遺言者の死亡当時の住所地を管轄する家庭裁判所で行います。

                   

                   

                  検認手続きに必要なものは・・・

                   

                   

                  ・自筆の遺言

                   

                  ・家事審判申立書(裁判所のウェブサイトからダウンロードすることができます)

                   

                  ・戸籍謄本

                   

                   

                   【共通】

                   

                    ・ 遺言者の出生時から死亡時までの戸籍(除籍、改製原戸籍)謄本

                   

                    ・ 相続人全員の現在戸籍謄本(3ヶ月以内のもの)

                   

                    ・ 遺言者の子(及び代襲者)で死亡している人がいる場合は、その者の出生時から死亡時までの戸籍(除籍、改製原戸籍)謄本

                   

                   

                   【相続人が遺言者の(配偶者と)父母・祖父母等(直系尊属)(第二順位相続人)の場合】

                   

                    ・ 遺言者の直系尊属(相続人と同じ代及び下の代の直系尊属に限る(例:相続人が祖母の場合,父母と祖父))で死亡している人がいる場合、その直系尊属の死亡の記載のある戸籍(除籍、改製原戸籍)謄本

                   

                   

                   【相続人が不存在の場合、遺言者の配偶者のみの場合、又は遺言者の(配偶者と)の兄弟姉妹及びその代襲者(おいめい)(第三順位相続人)の場合】

                   

                    ・ 遺言者の父母の出生時から死亡時までのすべての戸籍(除籍、改製原戸籍)謄本

                   

                    ・ 遺言者の直系尊属の死亡の記載のある戸籍(除籍、改製原戸籍)謄本

                   

                    ・遺言者の兄弟姉妹に死亡している人がいる場合、その兄弟姉妹の出生時から死亡時までのすべての戸籍(除籍、改製原戸籍)謄本

                   

                    ・ 代襲者としてのおいめいに死亡している人がいる場合、そのおい又はめいの死亡の記載のある戸籍(除籍、改製原戸籍)謄本

                   

                   

                   

                  詳しくは裁判所のホームページをご覧ください。

                   

                  遺言書の検認(←クリック)

                   

                   

                   

                  そして、遺言が有効か無効かは・・・

                  遺言が無効と考えている相続人が、家庭裁判所に遺言無効確認調停に申し立てし、話し合いで解決しない場合は、遺言の無効を主張する相続人が原告となり、遺言の有効を主張する相続人を被告として、地方裁判所に遺言無効確認訟訴を提起し、判決で有効か無効かを確定することになります。尚、遺言執行者が指定されている場合は、遺言執行者を被告とします。

                   

                   

                  自筆証書遺言は以下の条件が揃わなければ有効な遺言書とされません。

                   

                  すべてが自書である

                   

                  署名押印がある

                   

                  日付が記載されている。

                   

                  修正されている場合、様式に従って修正されている。

                   

                   

                  また遺言者が認知症や判断能力の低下がある場合「遺言能力」が無ければ、その遺言書は無効となります。

                   

                   

                  いま話題になっている和歌山県田辺市の資産家の方の遺言が有効だった場合、奥様には1/2の遺留分があるので、たとえ遺言書に「全財産を市に寄付(遺贈)する」と書いてあったとしも、遺留分請求すれば財産の半分の遺留分が認められますが、無効の申し立てをしている遺族の方々には、遺留分がないため請求はできません。

                  果たして、今後の展開はどうなるのでしょうか・・・

                   

                  次回のブログで、相続人の遺留分について、もっと掘り下げて書きたいと思います。

                   

                   

                  遺言などのご相談がございましたら、お気軽に弊所までお問い合わせください。

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                  司法書士事務所における実務が受験勉強に与える影響(その1)

                  2019.09.16 Monday 10:00
                  0

                    こんにちは。

                    中村司法書士事務所の高見です。

                    司法書士を目指して勉強しております。

                     

                     

                    今回は「司法書士事務所の実務が受験勉強に与える影響」をテーマに書かせていただきます。

                     

                     

                    司法書士試験は、実務直結型の試験と言われています。

                    実際実務を経験してみると、試験勉強で得た知識がそのまま実務で役に立つこと、逆に実務で得た経験を試験勉強に活かせるケースも多くあります。

                     

                     

                    そこで、実際に実務で触れた事例を基に具体例をあげていきたいと思いますが、まず今回は、実務全般について書いていきます。

                     

                     

                    ◆実務全般について

                     

                     

                    試験においては制限時間内で合格点をとればよく、満点をとることはほぼ不可能です。

                    登記申請の添付書類のミスや誤字脱字があっても減点で済み、試験全体で合格点に達しさえすればよいです。

                     

                     

                    しかし、実務においては常に満点を目指さなければなりません。

                    添付書類のミスで登記申請が却下され、あるいは取り下げになるといったことや、実体判断を誤ったり、誤字脱字があるまま登記をするという事態は絶対あってはなりません。

                     

                     

                    そのため、書類を一字一句間違えずに読み解くこと・作成することはもちろん、論点の見落としがないか、実体判断が正しいかなどの根拠を徹底的に調べることが大切です。

                     

                     

                    試験においては、解答に必要な情報は全て与えられ、かつ正確であることが前提です。

                    しかし、実務においては実体判断を含め、必要な情報・書類などは全て自ら判断しなければなりません。

                    そのため実務を経験することにより情報を正確に読み解く力・物事を能動的に考える力が身に付くと感じました。

                     

                     

                    次回以降、具体例をあげながら書いていきたいと思います。

                     

                     

                    今回は以上となります。

                    最後までお読みいただきありがとうございました。

                     

                     

                    当事務所では司法書士資格者及び受験生の方を募集しております。

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                    司法書士試験対策〜アウトプットの手法 その◆

                    2019.09.09 Monday 10:00
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                      こんにちは。

                      中村司法書士事務所の上野です。

                       

                       

                      あっという間に9月ですね。

                      今年もそろそろ後半戦、ビシッと気持ちを入れ替えていきたいですね。

                       

                       

                      さて、前回は「アウトプット型学習の重要性」についてご紹介

                      させていただきました。

                       

                       

                      今回は、アウトプット型学習の種類とその手法について、

                      私自身の経験を踏まえてご紹介させていただこうと思います。

                       

                       

                      まず大前提として、アウトプット型学習で重要なことは、

                      アウトプットインプットアウトプットインプット、、、が効率的に

                      行えるか否か、という点です。

                       

                       

                      アウトプットにより自身の知識や情報整理不足を把握し、

                      その点につき条文や基本テキスト、基礎講義を再度確認して知識を定着、

                      これを繰り返していくことが重要です。

                       

                       

                      つまり、アウトプットしっぱなしでは効果が薄いということですね。

                       

                       

                      それでは、アウトプット型学習の種類とその手法を見ていきましょう。

                       

                       

                      1)目をつぶって、暗唱

                      これも立派なアウトプットです。

                       

                       

                      基本テキストを読み込んだら、該当ページの重要箇所をブツブツと暗唱。

                      暗唱できない箇所は再度読み込み、、、をひたすら繰り返します。

                       

                       

                      基本テキストを暗唱する訳ですから、網羅性は◎ですね。

                      インプットとアウトプットが一冊で完結しますので、効率性も◎です。

                       

                       

                      ただ、分量が相当あるので、取捨選択やメリハリに工夫が必要です。

                      また、本試験では暗唱した基本テキストの表現通りに出題される訳ではない

                      ので、その点でも工夫が必要ですね。

                       

                       

                      例えば、過去問集で掲載されていない論点はこの手法でアウトプットする、

                      というようなやり方はいかがでしょう?

                       

                       

                      2)論点を書き出す

                      基本的には1)と同様ですが、暗唱かつ手を使って書き出す手法です。

                       

                       

                      暗唱に加えて、手を使って書き出すことで、定着率は各段に上がります。

                      ただ、その分時間もかかるので、必要性とタイミングを見計らって活用する手法

                      になるかもしれません。

                       

                       

                      3)マーカーと下敷きの活用

                      受験勉強の代名詞ともいうべき手法ですね。

                       

                       

                      基本的には1)と同様の原理ですが、暗唱する代わりにマーカーと下敷きで

                      目隠しをする訳です。

                       

                       

                      基本テキストをオリジナル問題集化できる点で、効率性は◎です。

                       

                       

                      デメリットをあげるとすると、マーカーを引くという行為につき、

                      結構時間を要するという点と、マーカーを引きすぎてしまうという点

                      が挙げられるかと思います。

                       

                       

                      初学者の方にはそもそもどこが重要論点なのか判別が難しく、

                      テキストがマーカーだらけになってしまう、という落とし穴がある訳ですね。

                       

                       

                      ある程度学習が進んでから、取捨選択したうえでマーカーを引いて

                      いくとメリハリがあって良いかもしれません。

                       

                       

                       

                      いかがでしたでしょうか?

                      次回以降、更にその他のアウトプットの手法につきご紹介させていただきます

                       

                       

                      最後までお読みいただきありがとうございました。

                       

                       

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